以下、ヤフーニュースからの引用を含みますが、何でもビジネスにしてしまうのですね。

日本は確かに喫煙率が高いので、これからのビジネスには市場として魅力的なのでしょう。

私は今では大の嫌煙家なのです、気になることがあります。
確かに先月、タクシーが禁煙になりましたが、運転手さんがお客さんを乗せていないときに
吸うと、どうしても匂いが残ります。
もう車にしみついているのですね。そんなタクシーには乗りたくない。というのが本音です。
完全禁煙のタクシーが好きです。


以下、ヤフーニュースより引用。

 ■有力市場に一斉攻勢

 外資系を中心とした製薬各社が、日本市場で禁煙補助薬の投入を活発化させている。今月から首都圏のタクシー会社のほとんどが禁煙に踏み切るなど、喫煙規制が広がる半面で、日本の喫煙率は先進国の中でも高く、市場として有望視されるためだ。

 米ファイザーは29日、国内3製品目となる禁煙補助薬「チャンピックス」を4月にも発売すると発表した。世界60カ国で承認済みの医療用医薬品で、日本では初めての経口型となる。

 禁煙補助薬をめぐっては、すでに米ジョンソン・エンド・ジョンソンが、ファイザーから製造販売権を取得し、処方箋(せん)なしで購入できる禁煙ガム「ニコレット」を発売している。また、スイスのノバルティスファーマは、肌に張るパッチタイプの医療用医薬品「ニコチネル」を1999年に投入。これらは、タバコの代わりにニコチンを体内に補充する置換療法に基づいている。

 これに対し、ファイザーのチャンピックスはニコチンを含まず、脳内のニコチン依存の神経回路に直接作用し、禁煙に伴うイライラやたばこを吸いたくなる欲求を抑制するタイプ。ファイザーの実験によると、投与して9~12週後の禁煙率は65・4%。投与しないで禁煙に挑戦した場合の成功率39・5%を大きく上回る成果を得ている。

 世界保健機関(WHO)によると、日本の喫煙率は29・6%(2006年時点)と高い。先進国の中では、禁煙補助薬の潜在需要が大きいと製薬各社はみる。

 このためジョンソン・エンド・ジョンソンは、都内などのタクシーの禁煙に合わせ、今月から東京乗用旅客自動車協会に加盟するタクシー2万台で「ニコレット」のPRを始めた。大正製薬と英グラクソスミスクライン(GSK)も、大衆薬でパッチタイプの禁煙補助薬を開発し、承認申請中。ノバルティスもニコチネルの普及拡大を目指し、大衆薬版を開発中だ。政府の医療制度改革の目玉として、特定健診・保健指導が4月からスタートするのも禁煙補助薬には追い風。最大のビジネスチャンスが到来しているようでもある。

喫煙は,本当に身体に悪影響をおよぼすものとして認知されてきました。
この,悪影響をおよぼす喫煙という行為ですが,本人の身体に悪影響が及ぶのは本人の
自業自得といえますが,受動喫煙ということにより,非喫煙者の人の身体にも,さまざまな
悪影響があります。
受動喫煙とはどのようなものでしょうか。

受動喫煙とは,自分ではタバコを吸わないにも関わらず,周りに居る人が喫煙しているそばに
居ることで,その煙を吸ってしまうことを受動喫煙といいます。
この受動喫煙は,タバコを吸っていないのに自分の意志と関係なくタバコの煙を吸わされること
から,不本意喫煙とも呼ばれているようです。

実は,喫煙している本人よりも,受動喫煙をしいられている人のほうが,より多くの有害物質を
吸わされていることがあきらかになっています。
これは,喫煙している本人が吸っている煙(主流煙)よりも,受動喫煙をしいられている人が
吸わされている煙(副流煙)のほうに,より多くの化学物質が含まれているということです。
受動喫煙をしいられている人は,実際にタバコを吸っていないにも関わらず,発ガン性の
物質などを無理矢理に吸わされていることになります。

受動喫煙をしいられている人が吸っている煙(副流煙)に含まれていると言われている
有害物質には,ニコチン,一酸化炭素,発ガン物質として知られるベンツピレン,ニトロソア
ミン,ダイオキシンなどまでが,受動喫煙をしいられている人が吸っている煙に含まれている
のです。

受動喫煙で吸わされる副流煙には,恐ろしい数の有害物質が含まれています。
そのことにより,受動喫煙をさせられている人の身体にはいろいろな悪影響があります。
例えば,眼が痛くなったり,喉が痛くなったりするのは,受動喫煙をさせられている人の
典型的な症状です。そのほか,頭が痛くなったり,咳が止まらないなども,受動喫煙の
影響によるものだと考えられます。

このような事が次々に明らかになってきたことから,最近では「受動喫煙防止条例」なども
できるようになりました。
例えば,混んでいる道での歩きタバコは,受動喫煙に繋がる行為となるため,禁止されている
区域もあります。

喫煙者はもちろん,受動喫煙をしいられている人の身体にも悪影響をおよぼす喫煙。
今のこの時代では,喫煙をする場合には周りに気を配ることと,喫煙が許されている場所で
のみの喫煙を心掛けることなどが,マナーとして当然のことだといえます。

身体に百害あって,一利なし…といわれる,喫煙。喫煙する人にとって,禁煙したほうが
良いとわかっていても,なかなかやめられないというのが現状のようです。
何かよい禁煙方法はないのでしょうか。

「たばこをやめたいのに,なかなかやめることができない」
この言葉は喫煙している人からよく聞くことばのひとつです。何故タバコがやめられないのか,
それは,「タバコ依存症」になっているせいです。
タバコに含まれるニコチンは,中毒性があります。つまりいろんな禁煙方法を試したにも
関わらず禁煙できないという人は,ニコチン中毒になっているといえます。
ニコチン中毒になっている人には,どのような禁煙方法が良いのでしょうか。

今の日本では,タバコをやめたい人の禁煙方法として,「禁煙外来」というものがあります。
この禁煙方法は,病院で「タバコ依存症は中毒だ」と認められたことからできたものです。
喫煙は中毒であるということから,この禁煙外来は保険が適用されることもあるのです。
病院の禁煙外来での禁煙方法は,ニコチンパッチによる禁煙方法です。
この禁煙方法は,一日一回,ニコチンパッチと呼ばれるシールのようなものを,身体に貼ると
いう禁煙方法で,このニコチンパッチによる禁煙方法では70%の人が禁煙に成功したという
データがあります。

このニコチンパッチの禁煙方法は,置換療法とも呼ばれています。
この禁煙方法は,「禁煙ができないのはニコチンの依存症であるからだ」ということを
頭において,たばこ以外の方法でニコチンを補給させる,という禁煙方法です。
この禁煙方法として有名なものとしては,ニコチンパッチの他に,ニコチンガムなどが
挙げられます。

また,その他に行動置換療法という禁煙方法もあります。
この禁煙方法では,タバコを吸うという行為に代わる行為を行うことにより,禁煙させると
いう禁煙方法です。
例えば,タバコが吸いたくなったら,飴を舐めてみたり,冷たい水を飲んでみたり,
氷を口に放りこんでみたりするなどする禁煙方法です。

いずれの禁煙方法においても,本人が「絶対に喫煙をやめるんだ」「禁煙したいんだ」という
確固とした意志を持つことが,まず大切です。
自分で禁煙するという意志が弱い場合には,せっかく一時的に禁煙がうまくいったとしても,
またすぐに吸ってしまうことがあるからです。
一時的に禁煙が出来ても,その状態をずっとコントロールするということが,禁煙においては
いちばんたいせつなことなのです。