禁煙方法の最近のブログ記事

身体に百害あって,一利なし…といわれる,喫煙。喫煙する人にとって,禁煙したほうが
良いとわかっていても,なかなかやめられないというのが現状のようです。
何かよい禁煙方法はないのでしょうか。

「たばこをやめたいのに,なかなかやめることができない」
この言葉は喫煙している人からよく聞くことばのひとつです。何故タバコがやめられないのか,
それは,「タバコ依存症」になっているせいです。
タバコに含まれるニコチンは,中毒性があります。つまりいろんな禁煙方法を試したにも
関わらず禁煙できないという人は,ニコチン中毒になっているといえます。
ニコチン中毒になっている人には,どのような禁煙方法が良いのでしょうか。

今の日本では,タバコをやめたい人の禁煙方法として,「禁煙外来」というものがあります。
この禁煙方法は,病院で「タバコ依存症は中毒だ」と認められたことからできたものです。
喫煙は中毒であるということから,この禁煙外来は保険が適用されることもあるのです。
病院の禁煙外来での禁煙方法は,ニコチンパッチによる禁煙方法です。
この禁煙方法は,一日一回,ニコチンパッチと呼ばれるシールのようなものを,身体に貼ると
いう禁煙方法で,このニコチンパッチによる禁煙方法では70%の人が禁煙に成功したという
データがあります。

このニコチンパッチの禁煙方法は,置換療法とも呼ばれています。
この禁煙方法は,「禁煙ができないのはニコチンの依存症であるからだ」ということを
頭において,たばこ以外の方法でニコチンを補給させる,という禁煙方法です。
この禁煙方法として有名なものとしては,ニコチンパッチの他に,ニコチンガムなどが
挙げられます。

また,その他に行動置換療法という禁煙方法もあります。
この禁煙方法では,タバコを吸うという行為に代わる行為を行うことにより,禁煙させると
いう禁煙方法です。
例えば,タバコが吸いたくなったら,飴を舐めてみたり,冷たい水を飲んでみたり,
氷を口に放りこんでみたりするなどする禁煙方法です。

いずれの禁煙方法においても,本人が「絶対に喫煙をやめるんだ」「禁煙したいんだ」という
確固とした意志を持つことが,まず大切です。
自分で禁煙するという意志が弱い場合には,せっかく一時的に禁煙がうまくいったとしても,
またすぐに吸ってしまうことがあるからです。
一時的に禁煙が出来ても,その状態をずっとコントロールするということが,禁煙においては
いちばんたいせつなことなのです。

禁煙をするうえで,いろいろ販売されている禁煙グッズを利用するのは,賢い禁煙の方法です。
その禁煙グッズの中に,「禁煙草」というものがあります。この「禁煙草」とは一体どのような
禁煙グッズなのでしょうか。

「禁煙草」は,「きんえんそう」と読みます。「禁煙草」は,数ある禁煙グッズの中でも,
タバコに似た形状を持つものです。
この「禁煙草」の使用方法は,タバコと同じように火をつけて,その煙を吸って使います。
タバコを吸いたくなったときに,この「禁煙草」を吸うことにより,「喫煙している」という
欲求を満たすことができるというものが「禁煙草」です。
では,この「禁煙草」に害はないのでしょうか。

この「禁煙草」,何でできているのかというと,「禁煙草」の主成分は健康茶の葉っぱです。
そのため,ニコチンやタールなどは,一切含まれていないため,この「禁煙草」を吸っても
身体に害や,依存性はないのです。
しかし,「禁煙草」のすごいところは,「禁煙草」に火をつけて吸うと,ほとんどタバコと
同じ味がする,というところにあります。
そのため,「禁煙草」を吸っているだけで自然に,喫煙する欲求は満たしながらも,
ニコチンの依存からは抜けだせるというしくみになっているのです。

この「禁煙草」は,韓国からの輸入の禁煙グッズです。
「禁煙草」は,韓国では食品医薬品安全庁の認可が降りているそうですが,実は日本では
まだ許可は得ていない禁煙グッズです。
そのため,「禁煙草」が本当に安全で安心のできるものなのかどうかは,まだ不明と
されています。
さらに,ニコチンやタールは含まれていないことがわかっていますが,燃やすことにより,
一酸化炭素などの有害物質は出ることになるので,あまりに長期に渡っての「禁煙草」の
使用というものには,問題があるかもしれません。
そのため,「禁煙草」を使用する際には,かなりの注意が必要かもしれません。

しかし,「禁煙草」はとてもよく考えられた禁煙グッズだといえますので,
医師などのアドバイスのもとで「禁煙草」を禁煙に使用するのはよいかもしれません。
ちなみに,「禁煙草」で禁煙ができるようになる期間は,だいたい3週間くらいだと
いわれています。

このように,「禁煙草」はよくできた禁煙グッズですが,本気で禁煙を考えている人で
あれば,病院の禁煙外来に行くことをおすすめします。
ニコチン依存症という名前での外来となりますので,健康保険がきく場合がほとんどです。



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