禁煙薬: 2008年9月アーカイブ

以下、ヤフーニュースからの引用を含みますが、何でもビジネスにしてしまうのですね。

日本は確かに喫煙率が高いので、これからのビジネスには市場として魅力的なのでしょう。

私は今では大の嫌煙家なのです、気になることがあります。
確かに先月、タクシーが禁煙になりましたが、運転手さんがお客さんを乗せていないときに
吸うと、どうしても匂いが残ります。
もう車にしみついているのですね。そんなタクシーには乗りたくない。というのが本音です。
完全禁煙のタクシーが好きです。


以下、ヤフーニュースより引用。

 ■有力市場に一斉攻勢

 外資系を中心とした製薬各社が、日本市場で禁煙補助薬の投入を活発化させている。今月から首都圏のタクシー会社のほとんどが禁煙に踏み切るなど、喫煙規制が広がる半面で、日本の喫煙率は先進国の中でも高く、市場として有望視されるためだ。

 米ファイザーは29日、国内3製品目となる禁煙補助薬「チャンピックス」を4月にも発売すると発表した。世界60カ国で承認済みの医療用医薬品で、日本では初めての経口型となる。

 禁煙補助薬をめぐっては、すでに米ジョンソン・エンド・ジョンソンが、ファイザーから製造販売権を取得し、処方箋(せん)なしで購入できる禁煙ガム「ニコレット」を発売している。また、スイスのノバルティスファーマは、肌に張るパッチタイプの医療用医薬品「ニコチネル」を1999年に投入。これらは、タバコの代わりにニコチンを体内に補充する置換療法に基づいている。

 これに対し、ファイザーのチャンピックスはニコチンを含まず、脳内のニコチン依存の神経回路に直接作用し、禁煙に伴うイライラやたばこを吸いたくなる欲求を抑制するタイプ。ファイザーの実験によると、投与して9~12週後の禁煙率は65・4%。投与しないで禁煙に挑戦した場合の成功率39・5%を大きく上回る成果を得ている。

 世界保健機関(WHO)によると、日本の喫煙率は29・6%(2006年時点)と高い。先進国の中では、禁煙補助薬の潜在需要が大きいと製薬各社はみる。

 このためジョンソン・エンド・ジョンソンは、都内などのタクシーの禁煙に合わせ、今月から東京乗用旅客自動車協会に加盟するタクシー2万台で「ニコレット」のPRを始めた。大正製薬と英グラクソスミスクライン(GSK)も、大衆薬でパッチタイプの禁煙補助薬を開発し、承認申請中。ノバルティスもニコチネルの普及拡大を目指し、大衆薬版を開発中だ。政府の医療制度改革の目玉として、特定健診・保健指導が4月からスタートするのも禁煙補助薬には追い風。最大のビジネスチャンスが到来しているようでもある。



このアーカイブについて

このページには、 2008年9月 以降に書かれたブログ記事のうち禁煙薬 カテゴリに属しているものが含まれています。

最近のコンテンツはインデックスページ で見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページ で見られます。