禁煙方法: 2008年1月アーカイブ

身体に百害あって,一利なし…といわれる,喫煙。喫煙する人にとって,禁煙したほうが
良いとわかっていても,なかなかやめられないというのが現状のようです。
何かよい禁煙方法はないのでしょうか。

「たばこをやめたいのに,なかなかやめることができない」
この言葉は喫煙している人からよく聞くことばのひとつです。何故タバコがやめられないのか,
それは,「タバコ依存症」になっているせいです。
タバコに含まれるニコチンは,中毒性があります。つまりいろんな禁煙方法を試したにも
関わらず禁煙できないという人は,ニコチン中毒になっているといえます。
ニコチン中毒になっている人には,どのような禁煙方法が良いのでしょうか。

今の日本では,タバコをやめたい人の禁煙方法として,「禁煙外来」というものがあります。
この禁煙方法は,病院で「タバコ依存症は中毒だ」と認められたことからできたものです。
喫煙は中毒であるということから,この禁煙外来は保険が適用されることもあるのです。
病院の禁煙外来での禁煙方法は,ニコチンパッチによる禁煙方法です。
この禁煙方法は,一日一回,ニコチンパッチと呼ばれるシールのようなものを,身体に貼ると
いう禁煙方法で,このニコチンパッチによる禁煙方法では70%の人が禁煙に成功したという
データがあります。

このニコチンパッチの禁煙方法は,置換療法とも呼ばれています。
この禁煙方法は,「禁煙ができないのはニコチンの依存症であるからだ」ということを
頭において,たばこ以外の方法でニコチンを補給させる,という禁煙方法です。
この禁煙方法として有名なものとしては,ニコチンパッチの他に,ニコチンガムなどが
挙げられます。

また,その他に行動置換療法という禁煙方法もあります。
この禁煙方法では,タバコを吸うという行為に代わる行為を行うことにより,禁煙させると
いう禁煙方法です。
例えば,タバコが吸いたくなったら,飴を舐めてみたり,冷たい水を飲んでみたり,
氷を口に放りこんでみたりするなどする禁煙方法です。

いずれの禁煙方法においても,本人が「絶対に喫煙をやめるんだ」「禁煙したいんだ」という
確固とした意志を持つことが,まず大切です。
自分で禁煙するという意志が弱い場合には,せっかく一時的に禁煙がうまくいったとしても,
またすぐに吸ってしまうことがあるからです。
一時的に禁煙が出来ても,その状態をずっとコントロールするということが,禁煙においては
いちばんたいせつなことなのです。



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